2015年6月23日追記

Appcelerator Platform 4.0になってから、プランや料金体系が大幅に変更になっています。

この記事の内容は既に実体と乖離してます。

無料でできる範囲につじては新しく記事書きましたのでこちらを参照ください。

Titanium というか Appcelerator Platform の料金について、まずはAppcelerator Platform (Titanium) のドキュメントを読んでみました。

間違い等有ればツッコミお願いします。

 


無料プラン

その名も「Titanium」です。

Titanium StudioやSDK、Alloyなどの開発ツールやModuleのマーケットプレイスなどに加え、ACS (Cloud Service) の無料枠がついてきます。

250,000 API calls / 日

5M API calls / 月

20GB of storage

個人で開発する分には十分すぎる位のリソースが無料で利用できるので、個人でアプリを開発する、という分には通常は気にする必要は全く無いです。

ただ、企業内などで複数人でアプリを開発・保守する場合に、アプリの管理画面 (ACS のデータ管理含む)が一人のユーザに紐づく形になる様ですので、ちょっと困ります。使った事ないので多分ですが、有料プランでその辺が解消される様です。

 


有料プラン

受託開発の場合や、企業でサービスを開発する場合など、キャパシティ・プランニングや事業計画作りにおいて、規模が大きくなったとき、結局スケールさせるのに幾ら要りまんねん的な事が事前に判ってないとつらたんです。

ACSのQuota は、以下になる様にも聞こえるし、追加料金毎に追加になる様にも解釈できます。

500,000 API calls / 日

10M API calls / 月

100GB of storage

そこいらへんが英語でよくわからいです。あと料金などの詳細が書いてませんので、営業に問い合わせて個別対応をしてもらう感じなのでしょう。恐らく。

Jeff Haynie のブログPost

によると、$999/開発者/月の様にも見えるし、$999/月 で5ユーザ迄、の様にも見えます。多分後者なんでしょう。

どっちにせよ判りにくいし、comment欄は高すぎるとの怨嗟の声が多数ありプチ炎上の様相を呈していますが、ACSのQuotaが増える事や、バックエンドの保守も含めたTCOを考えると、月1000ドル程度ならむしろ安いものです。

ソレくらいの規模になると、自前で用意するには最低でもAWSでスモールインスタンス数個とAmazonRDSあたりを借りたりする事になる上に、インフラエンジニアやサーバ周りのエンジニアが要りそうです。それを考えれば無茶苦茶に高いとも言えません。一方的にDisられてJeffカワイソス。

一応、有料プランには2段階あって、

2) Appcelerator Platform (Public Cloud)

Titaniumに以下を追加

Analytics

Enterprise Connectors

Automated Functional Test

Performance Management

3) Appcelerator Platform (Virtual Private Cloud)

2)に以下を追加

Performance Monitoring

Multi-Region Support

Dedicated Infrastructure

ってなってます。どっちが$999なのか?ですが、多分2)なんでしょう。じゃ3)はナンボなんでしょうね。

もうここまでくると、AWSの構成とかをAppcelerator側がカスタマイズする事になるんでしょう。個別対応ですね。

ここに到達している企業はどれ位あるんでしょうか。ケロッグとか?