Titanium Mobile でアプリ作っていながら、未だ ACS を触った事の無い私が来ましたよ。

オレ、正月休みにはACS触るんだ・・・

Appcelerator Cloud Services (ACS) は Backend as a Service (BaaS) と呼ばれるサービスの1つです。

サーバにデータを保存したり、取り出したり、他のユーザと共有したりするためには、サーバの準備やサーバサイドプログラミングを行う必要があります。そこで ACS を使うことで、サーバサイドプログラミングを行うことなく、用意された API を呼び出すだけでサーバにデータを保存したり、取り出したりすることができるようになります。

ACS は Titanium Mobile から簡単に利用することが可能で、 JavaScript のコードを書くだけで利用することが可能です。また、 Titanium Mobile 以外にも Web 上の JavaScript や iOS / Android のネイティブな SDK も提供されているので Web と連携したアプリケーション開発に高い柔軟性を持って使うことができます。

Appcelerator Cloud Services について – Titanium FAQ より

もう少し突っ込んだ内容としてはコチラのスライドが判りやすいと思います。

インスタントモバイルBaaS「 Appcelerator Cloud Services (ACS) 」 – SSSSLIDE

他にもアプリのBaaSは沢山あって、Google Appengine好きな私としては最近iOSもサポートされた の Mobile Backend Starter が気になっては要るのですが、如何せん Java / Objective-C ネイティブが前提です。

ついに iOS に対応。 Mobile Backend Starter でサーバー コーディングいらずのモバイル アプリ開発 – Google Japan Developer Relations…

MBSをTitanium MobileからでもModuleを作れば活用する事は可能ですが、なんか本末転倒な気もせんでも無い訳です。

その点 ACS は Titanium Mobile にガッツリ統合されている様に見えますので、Titanium Mobileの時点でACSほぼ一択と言えます。

ACSは間接的にAWSを無料で使えると思えばかなりお得感が高い無料枠ですが、制限を越えた時の有償ライセンスとやらが凄く気になります。

サービスを小さく産んで大きく育てるといった場合には、Appcelerator社におもいっきりロックインされる事をどう評価するかが導入の分かれ目になりそうです。私としてはこの手の出世払い方式は大いに助かります。

尚、上記の制限を超過した場合、通知があるほか、Appceleratorの営業部門から連絡が入り、適切な有償ライセンスの提案がされるようです。

Appcelerator Cloud Services (ACS) の価格体系の変更がありました。 – Titanium News より