コンピュータの世界では、優れたプログラマたちが、やはり優れたプログラマのことを指してハッカーと呼ぶんだ。

私の中で、ポール・グレアムの ハッカーと画家 は、トム・デマルコのピープルウエアワインバーグのスーパーエンジニアへの道ブルックスの人月の神話と並んで、折りにふれ読み返す位に好きな本です。

まぁブログのまとめ本なんでウェブで読めますけど。

共感能力は、おそらく良いハッカーと偉大なハッカーの、たったひとつの最も重要な違いだろう。ハッカーのなかには、非常に賢いが、共感するということにかけてはまったく自己中心主義の人々がいる。たぶんそういう人が偉大なソフトウェアをデザインすることは難しいだろう。ユーザの視点でものを観ることができないからだ

プログラミングを生業としている方であれば、寝食忘れで一気に読んでしまう位のやつです。多分。

システムを創造するのはSEで、PGはそれを写象するだけだと思っている方が居るとしたら、ぜひ読んで頂きたい。

個人的にはSEとかPGという言葉キライです。吐き気する位に。

ベンチャー企業で得られる貴重なことのひとつは,中断されないことだ。職種によって,時間の単位は異なる。文章の校正係は,15分ごとに作業を中断しても,生産性にさして影響を与えないだろう。だが,ハッキングの時間単位はとても長い。問題のすべてを頭に収めるだけで1時間を要するかもしれない。そんな時に,あなたが書類を埋めるのを忘れたことを指摘する電話が来たりすると,その影響は計り知れない。

 ハッカーが質問をされて,スクリーンから目を離す時に恐ろしく不機嫌な目つきをしているのはこのためだ。ハッカーの頭の中では,巨大なトランプの家が崩れているんだ。

 中断されるかもしれないと感じるだけで,ハッカーは難しいプロジェクトを始めるのを遅らせる。ハッカーが夜遅くに仕事をしたがるのはそのせいだ。素晴らしいソフトウェアをブースで書くことが,深夜ででもなければほとんど不可能なのもまたそうだ。

 ベンチャー企業の大きな利点は,邪魔するような人がまだいないということだ。事務部はないから,書類の催促も電話もかかってこない。

まあコレも、なかなか口に出して言えないです。(笑

スタバか家で書くしか(ry