去年のGoogle I/Oの頃に発表されてから早1年、いままで放置してきた Google App Engine の Backends を使い始めました。

無料枠があるとは聞いていましたし興味もありましたが忙しくって。

TaskQueueでなんとかなってたし。なんか響きがめんどくさそうだし。ドキュメントも何時まで経っても英語だし。

Backends Java API Overview – Google App Engine — Google Developers

今までTaskQueueでなんとか頑張ってきたけど必要にかられて仕方なく。

いやDatastoreからたかだか120万件位のkey(またはEntity)を取ってきて集計するだけなんですけど、Query で DatastoreTimeoutException が出てちょっとハマりました。

昔からのappengineユーザの方の中には、私の様に気になるけど必要になるまで放置という方もおられるのではないかと。

使い方や解説は他に譲るとして、私が知らなくて損してたな、と思う事は、既にTaskQueueを使っている場合、backendsの為に特別なコードを書く必要はたぶんなくて、backends.xmlを書いて、queue.xmlでそのエントリを指定するだけで、タスクがかってにBackendsのインスタンスで実行されまっせ、という事です。

一気に書ける位かんたんな事なんですが、知らないともっとややこしい話なのかと勘違いしてました。

毎晩cronでなんかタスクを走らすとか普通にやってましたけど、Backendsで一番しょぼいインスタンスにすれば無料枠が9時間ついてくるので使わないと損です、という話でした。

backendsも最近(といっても1年前)の話ですし、今年のGoogle I/Oでは独自ドメインでのSSLやら、Google Compute Engineやら、Google Apps Scriptやら目白押しでしたね。キャッチアップせねば。

 


参考にさせて頂いた本やサイト達

もちろんbackendsの事も書いていますし、一冊だけ選ぶとすれば現時点ではコレが一番網羅的で良いとおもいます。

Google APP Engine の新機能Backendsの解説 – TechTalkManiacs

Backendsについて – Javaについて