10年位前に「仕事は楽しいかね」というタイトルの本を読みました。

社会人としてのわたしが影響を受けた本の一つです。

でも現実に仕事をしていく上では楽しい事も沢山ありますが、腹立ってしゃーない事もありますよね。

いや別に仕事の事に限った話では無いんですけど。

家庭内でも、友人間でも、ネットでもいいんですけど、怒っている人はいっぱいいますね。

本人がイライラする事は構わないというかアレなんですが、往々にして周囲の人にも悪影響を与えてしまう事があります。わたしも後になってなんであんな態度をしてしまったんだろう、なんであんな事を言ってしまったんだろう、と反省することしきりです。

ところで、腹が立ってしまう事と、それにどう反応するかは別の話で、それを選択するのは自分自身です。その辺の事にはこの本を。タイトルはアレですが良書です。

感情をコントロールすると言っても、言うは易し行うは難しです。

いわゆる腹立つもんは腹立つ訳です。

私はまだまだと言うか全然なんですが、それが上手に出来ると言うか、尊敬に値する位に上手な人は確実に存在します。

そもそも感情を負の方向に動かされにくい状況に自分を置くテクニックというか、心構えというか、そこに違いがありそうです。

今、何に感謝していますか?

あなたの態度を素早く劇的に変えられる質問は、おそらくこの質問以外にありません。

~略~

あなたは「感謝をしていただける人」と「感謝の”かの字”も感じさせない人」どちらとお付き合いをしたいだろうか。そして今までのあなたはどちらだっただろうか。

25歳の私を代表取締役にさせた、3つの魔法の言葉。

「私は何に感謝していますか?」

告白すると、私はうっかりすると自分だけの力で生きている様な傲慢な気持ちになってしまう事があります。

働き盛りで社会との関わりも比較的強く、それなりに年齢もイッて怒られたりする機会も減り、感謝の気持ちを忘れる事があります。

だけど、大病を患ったり、大怪我をした事がある方なら判って頂けると思うんですが、私は生かされていると言う感覚と、道行く人やこの世の全てに感謝する気持ち、生きるもの全てに優しくなれる様な状態に人はなれるし、確かにそう思える事も自分にもあります。

ただ当たり前すぎて直ぐに忘れてしまう「自分が周囲に生かされている」と言う感覚とそれへの感謝の気持ち。

判り易い例としては、親への感謝の気持ちとかあります。

いや親を上司と置き換えてもいいですよ。

これは親になってみないと判らないとは本当に良く言ったものです。

お互いにですが、感謝がキーワードですね。

ソレがないと{親子/仕事}なんて面倒臭い事やってらんないというか。

少なくとも、しょっちゅう怒っている人と、感謝の気持ちを忘れない人、どちらの人が好きか、応援したいか、一緒にいたいか、何かあったら助けてあげたいか、考えるまでも無いですよね。

最近私の父が大病を患いまして。

なんか考えさせられたので。