一応ソーシャル・メディアなウェブを仕事の一部としている関係上、TwitterのTLを読んでて、気になったので。

SNSの定義

 まずはSNSの定義から入りましょう。ここがわかれば、ソーシャル、ソーシャルメディア、ソーシャルグラフという言葉等の意味も、自然と、概念的に理解できるはずです。なぜならSNSこそがソーシャルという概念を生み出した存在だからです。そしてこの定義は幸いなことにとてもシンプルなものです。

 SNSとは、「実際の友人・知人との関係をネット上に移したもの」です。つまり、リアルの友人・知人との交流の場です。これだけです。ね、シンプルでしょう?

蔓延する誤った「ソーシャルメディア」の定義【水谷翔】 – TechWave

冒頭のSNS定義(というか仮説というか)が偏っていて「実際の友人・知人」に限定したものですから、後半の理論展開に無理があるというか、私もそうですが納得がいかない人が多い様ですね。

使い方は人それぞれですからね。

個人的には「SNSの定義」を、「Facebookの本来の使い方の定義」に読み替えると、しっくりくるんですけどね。

補足 オープンとクローズドについての補足点。

・・・

 私が言う「クローズド」とは、ユーザー同士の関係や、会話のやり取りのことです。この情報が外にさらされたら(Googleで検索したらマイミクやフレンドの情報が出てくる等)、とんでもないですよね?

 そうならない、クローズドな世界での濃密なコミュニケーションがSNS、ひいてはソーシャルの魅力なのです。

蔓延する誤った「ソーシャルメディア」の定義【水谷翔】 – TechWave

でも、なかなか良い切り口だと思いました。

SNSって言葉だけでカテゴライズ出来ない位、ソーシャル・ウェブ / ソーシャル・メディアにも色々あります。

クローズドなやつもあれば、オープンなやつもあります。

個人的には、これからはシンプルでオープンなやつがクル!と思ってますけど。twitterが世に出る前から。ホントですうそじゃないです信じてください。

少し願望もこめて書くと、SNSだろうがソーシャル・メディアだろう名前はどーでもいいですけど、ヒトとヒトがつながりやすいウェブサービスが、様々な問題(主にセキュリティと政治的な問題)を少しづつ解決しながら、オープン化の方向へ向けて動いていく、と信じたい。

ヒトはヒトと、すったもんだしながら、議論しながら、争ったり、恥をかいたり、泣きを見たり、笑ったりしながら、賢くなっていく。ウェブがそれを加速し世界を小さくしていく。そう思いたい私はロマンチストだなぁ。